2018年1月12日金曜日

新人の登録


多くの合格者を愛知会はお迎えします。しかし、全国では凋落傾向が続いています。

中部ブロック81名合格。愛知会内42名。これが平成29年試験結果でした。

全国で400名。

法務省が資格制度を維持してくれています。

受験者が1万余でも4600名であっても、合格者数はほぼ同数。

長期的に続く中、一番の問題は、登録開業まで手を伸ばしていただけないことです。よって、愛知会の財政問題のシミュレーションは、退会者の急増、入会者の微減を前提として、中長期の更なる財源に関する総会を繰り返さない配意のもとに、会務をすすめています。

 このホームページ上、会長の部屋は、公開ブログです。
私共土地家屋調査士のブログは全国に散見できます。



 かつて、宮城会会長を務められた鈴木修前会長のブログは、2~3日に一度更新の、本格的な日常コメントのつぶやきです。

昨日、中部ブロックの新人研修講師に来月、来名いただく際の打合せを交信させていただきました。

交信内容は、報酬・請求。そして、事務所経営の講義について。

平成14年の法改正をもって法務大臣認可がなくなり、自由報酬化され、以来、公正取引委員会の視線を気にしながらの会員への報酬額指導が続いています。

お互いの分担について約し、携帯を切りました。

なかなか思うような請求見積が受け入れられる時代ではありません。見積り合わせで3者以上という、入札に類した形も少なくありません。

その中へ新人が登録し、事務所の経営を維持し、補助者も雇用する。それも2名雇用した前提で、かつての土地家屋調査士報酬額基準はモデルとしていたのですから、法定報酬と現実には昔からギャップが存在していたのです。

 この業界においては、連合会理事、単位会会長を、共に鈴木先輩の退任と交替して、私伊藤直樹は各々の任に就いている後輩にあたります。

尊敬する先輩のブログとは少々趣の違ったスタンスでスタートした会長の部屋ですが、今年1年間の土地家屋調査士の周辺環境。

そして特に愛知会に関係する視点で書き込みを行ってまいります。